『足指の改善』で目指すべきことは、
たった[3つ]のことです!
足指の…
①「可動域」を広げる!
②「力」をつける!
③「器用」にする!
それぞれを順番に解説をしていきます。
①足指の「可動域」を広げる!
当院では足指の力や可動域をチェックする為カウンセリング時に、
「足指をグーに握ってください」と言います。
その際に、足指の[第一関節]や[第二関節]を曲げられても、
[足指の付け根の関節]が、上手く曲がらない方が多いです。
普段の歩行時からうまく蹴り出せていない人は、
地面を蹴り出す際に足指が曲がらずに、
[足指の付け根]を突き出して、歩いているような状態です。
そうすると「横アーチ」が無くなり、
[足指の付け根]が分厚くなり「肉球」のようにつまめる状態になってしまいます。
全部の足指を、手で[足指の付け根の関節]からしっかり曲げて
ストレッチ・リハビリ運動を指導していきます。
これを毎日やっていきます。
②地面を踏ん張れる「力」をつける!
手で、物を「握る」「つかむ」のと同じように、
足指も、地面をつかんで、しっかりと蹴り出せる必要があります。
整足テーピングやサポート靴下で「正しい足の状態」を作り、
その状態で歩くことにより、
普段使えていなかった「使うべき筋・腱」に刺激が入り、
力が付いていきます。
もっと能動的に力を付けていく場合は、
ペディキュアをする時に指を広げる「足趾パッド(トゥーセパレーター)」や
足指に引っ掛けるゴムチューブのトレーニング用品「フロッグハンド」を使って、
足の握力『足趾 把持力(そくしはじりょく)』を鍛えていきます。
グローバルアークさんの「フロッグハンド」
https://www.fft2015.com/
③足を「器用」にする!
足指を動かす際に、平たく言うと
脳→脊髄→筋肉
という【運動神経】のルートがあります。
『足指を動かす!』
と考えてから、
実際に動かすまでの、
脳からの神経ルートを【記憶する】ことが、
「足が器用になる」ということになります。
極端な例だと、
- 足指でペンを持ち、字や絵を書く
- 足指で箸を持ち、ご飯を食べる
これらは実際に出来ることが証明されています。
当院では
以上の[3つ]のことを念頭に置いて、
患者様の状態・症状、
タイミングに合わせて、
「整足テーピング」
「足指のストレッチ・リハビリ」
「足指のトレーニング指導」
を行なっております。
日本で唯一の【整足院®️】
柏倉 清孝(かしわぐら きよたか)院長のブログ
今回もブログを見ていただき、ありがとうございました。
このブログでは、毎日10人以上の
患者さまの足を診て、治療して、
分かったこと、気づいたことを
これからもシェアしていきたいと思います。